外貨預金には、普通と定期の2種類ある
通常、銀行にお金を預けるときに普通預金と定期預金があるように、外貨預金にも普通預金と定期預金があります。それぞれの特徴についてご説明いたします。
外貨 普通預金
外貨普通預金の預け入れ単位は1通貨以上となっている場合が多いです。つまり1ドルや1ユーロといった小額からでも預けることが可能です。ただし銀行によっては、1回あたりの取引下限額が1,000円といったように設定されていることもあります。
主な取扱通貨は、
・米ドル
・ユーロ
・オーストラリアドル
・ニュージーランドドル
・英ポンド
などです。
銀行によってはこの他にも、スイスフラン、香港ドル、シンガポールドル、カナダドル、南アフリカランド、ノルウェークローネなどを取り扱っている場合があります。
外貨 普通 預金の金利について
外貨普通預金の金利ですが、これは銀行によってかなりの差があります。一概に言えることとして、「円定期の金利より少し高く、外貨定期預金よりは低い」ということです。
円定期 < 外貨普通預金 < 外貨定期預金
外貨普通預金の金利は円定期より少し高い程度ですから、それほどの利息収入は期待できません。しかし、外貨普通預金のメリットは、自分の好きなタイミングで円→外貨、外貨→円に交換できることです。
円高のタイミングに外貨に交換しておき、円安のタイミングで円に戻せば為替差益を得ることが可能です。つまり、外貨普通預金は為替差益を狙う方に最適です。
外貨 定期預金
外貨定期預金では取引下限額が決められている場合がほとんどです。下限額は銀行によって差がありますが、10万円以上が必要な場合が多いでしょう。ただ銀行によっては、小口での外貨定期預金の預け入れを受け付けている場合もあり、10通貨単位で預入できることもあります。10通貨単位とは10ドルや 10ユーロという意味です。
外貨定期預金は預け入れ期間が決まっており、預入時に選択するようになっています。
預け入れ期間としては、
・1ヶ月
・3ヶ月
・6ヶ月
・1年
等が多いです。
主な取扱通貨は、外貨普通預金と同様です。
外貨定期預金の金利について
外貨定期預金の金利は預けた日から満期日まで一定の金利が適用されます。
その金利は、銀行ごとにかなりの差があり、また日々見直されるので、一概にはいえませんが、2011年7月現在で、米ドルは1年もので1%台。その他の通貨も円より圧倒的に有利な金利です。
外貨定期預金が満期を迎えた場合
外貨定期預金では預入時に満期日の取扱い方法を選択する場合が大半です。
その選択肢としては、
・満期時に元金に利息をプラスし、自動的に元利金を継続する元利継続型
・満期時に元金だけ継続し、利息は普通預金や外貨普通預金で受け取る利息受取型
・満期がきたら元利金をあらかじめ指定した普通預金や外貨普通預金に入金する自動解約型
などがあります。銀行によっては、満期日の取扱い方法を満期日の前営業日までに変更できる場合もあります。
外貨定期預金は原則として中途解約に対応していない
やむを得ないものと銀行が認めて中途解約する場合でも、利率はその外貨の普通預金利率となったりします。また、場合よっては清算金を支払わなければならなくなり、元本を下回る場合がありますのでご注意ください。
