注意すべきリスク
どのような投資でもいえることですが、投資は全て自己責任です。外貨預金で考えられる危険性について、投資を始める前にきちんと整理しておきましょう。
為替リスク
外貨預金でもっとも注目すべきなのが為替リスクです。為替リスクとは、為替相場の変動により元本割れを起こしてしまうこと。つまり最終的に手元に戻ってくる金額が投資額より少なくなってしまいます。
為替の変動だけでなく、銀行に支払う手数料によって元本割れになる場合も考えられます。手数料は投資する前からわかっている数値なので、手数料で元本割れを起こさないように、できるだけ安い手数料の銀行を選びましょう。
信用リスク
外貨預金は、残念ながら預金保険の対象外のため、預け入れた銀行が破綻すると、資金が全額戻ってくることは、まずありえません。だから預け入れる銀行の格付けが大変重要になってくるのです。
格付けのチェックは、格付け機関であるスタンダード&プアーズ(S&P)やムーディーズ、国内では格付投資情報センターなどが出している格付け情報を利用するのが賢いやり方です。
格付けは、各社のホームページより会員登録(無料)することで確認できます。どちらの格付けも、A 以上の格付けで「預け入れても大丈夫」と判断するといいでしょう。
ムーディーズ
http://www.moodys.com/Pages/default_jp.aspx
スタンダード&プアーズ
http://www.standardandpoors.com/ratings/jp/jp/
ただし注意点として、世界的な金融ショックの発端となったリーマンブラザーズは、最高格付けの AAA でしたが倒産しました。格付けは倒産の確率なので、A 格付けだからといって絶対に倒産しないわけではありません。
流動性リスク
お金を自由に引き出したりできないリスクです。
外貨定期預金は原則として中途解約に対応していない場合がほとんどです。
やむを得ないものと銀行が認めて中途解約する場合でも、利率はその外貨の普通預金利率となったりします。
また、場合よっては清算金を支払わなければならなくなり、元本を下回る場合があり
ます。外貨預金定期預金を行う場合は、余裕資金で行うようくれぐれもご注意ください。
