リスク
外貨預金を行うにあたっては、リスクについて十分理解しておく必要があると言えます。
為替リスク
外貨預金でもっとも気をつけたいのが為替リスクです。為替リスクとは、為替相場の変動により元本割れを起こしてしまうことをいいます。つまり最終的に手元に戻ってくる金額が投資額より低い状態です。
為替の変動だけでなく、銀行に支払う手数料によって元本割れに陥る事も考えられます。手数料で元本割れを起こすのは完全に投資者の計算ミスとなります。
信用リスク
?外貨預金は預金保険制度の対象外?
外貨預金のもう一つのリスクとして外貨預金は預金保険制度の対象外であるというものが挙げられます。
預金保険制度とは、万が一金融機関が破たんした場合に、預金者等の保護や資金決済の履行の確保を図ることによって、信用秩序を維持することを目的とした制度です。
国内に本店がある金融機関は、法律で預金保険制度への加入が義務付けられており、預金保険機構に保険料を収めています。そのため、万が一金融機関が破綻した場合に、預金者の預金等は、預金保険機構からの保険金によって、法律の範囲内で保護されることになります。
預金保険制度により、当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は、全額保護されます。定期預金や利息の付く普通預金等(一般預金等)は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までとその利息等が保護されます。
それを超える部分は、破たんした金融機関の残余財産の状況に応じて支払われるため、一部支払われない可能性があります。
つまり、預金金額の全てが保証されているわけではなく、定期預金や利息がつく普通預金は、1金融機関につき預金者1人当たりで元本1千万円までしかその利息が保護されません。
では、外貨預金は預金保険の対象商品かというと、残念ながら預金保険の対象外の商品です。つまり、銀行が破綻した時、外貨預金として預けていた資金は全額戻ってこないリスクがあり為替リスクだけではなく預金している銀行の破綻リスクも抱えていることになります。
銀行の破綻は日常的に起こることではありませんから、過剰に神経質になる必要はないでしょう。しかし万が一にもこうした可能性が存在している限りは、やはり分散投資などで対策をしておいた方が賢明であると言えるのではないでしょうか。
?外貨MMFは分別管理?
外貨MMFではその預かり資産を分別管理しているため、万が一証券会社が破綻した場合でもMMF資産は保全されます。
流動性リスク
?定期預金の場合?
外貨定期預金は原則として中途解約に対応していない場合がほとんどです。
やむを得ないものと銀行が認めて中途解約する場合でも、利率はその外貨の普通預金利率となったりします。
また、場合よっては清算金を支払わなければならなくなり、元本を下回る場合があり
ます。外貨預金定期預金を行う場合は、余裕資金で行うようくれぐれもご注意ください。
