外貨MMFのメリット
外貨MMFは、外貨預金と比較すると 次の4点で圧倒的なメリットがあります。
以下で、詳しく説明していきますね。
為替差益に税金がかからない
外貨MMFは、外貨で運用する仕組みなので為替差益に税金がかかりません。為替差益というのは、80円で買ったドルを 90円で売ったときに得られた利益のことをいいます。もちろん逆の損をしたときも為替差益といいます。
外貨預金では、条件によって税金がかかったり、かからなかったりします。
為替差益に税金がかかる条件は、1)年間の利益が20万円を越えたとき。2)年収が2000万円以上の方。の場合は課税されます。
ポイントは、外貨MMFはどれだけ為替差益で利益を得たとしても課税されないということです。
外貨預金よりも金利が比較的高い
金融機関によって違いますが、外貨MMFのほうが金利が高いことが多いです。このとき比較するのは、外貨定期預金の1年定期です。1年定期外貨預金と比較したのは、1年定期がいまのところ預け入れ期間と金利のバランスが最適だからです。
楽天証券(MMF)と楽天銀行(預金)の金利の比較表を掲載します。
楽天証券(MMF)と楽天銀行(預金)の金利の比較表
| 豪ドル | ランド | NZドル | 米ドル | ユーロ | |
| 外貨MMF (%) | 4.051 | 4.307 | 2.143 | 0.007 | 0.469 |
| 1年定期 外貨預金 (%) | 3.42 | 3.50 | 1.42 | 0.34 | 0.35 |
※豪ドル = オーストラリアドル、NZドル = ニュージーランドドル
米ドルの外貨MMFが、0.007 % と低いのは、運用しているゴールドマン・サックスの成績が悪いためです。他の通貨は別の会社が運用しています。
金融期間によっては、5年定期、10年定期もありますが、選択肢にはいれないほうがいいでしょう。期間が長ければ確かに金利は高くはなりますが、為替が5年後、10年後にどうなっているか全く分かりません、長期間資金が動かせないのは大変なデメリットになります。
換金のタイミングが多く売買しやすい
例えば、1年定期外貨預金と、外貨MMFを比べてみます。
1年定期外貨預金は、1年間資金を動かすことができません。もちろん途中解約もできるのですが、途中解約すると手数料がごっそり引かれてしまうので、やってはいけません。定期外貨預金は、満期まで持つのが基本です。
一方で、外貨MMFは、土曜日・日曜日・特別な休日以外は売買できます。年間で200日を超える換金タイミングがあるわけです。もしも、お金が急に必要になったときや、為替が円安になって利益を出すチャンスが来たとき、圧倒的に有利なのは外貨MMFです。
金融機関の倒産に対する保障がある
外貨預金のリスクのひとつに、預金保険制度の対象外があります。
預金保険制度というのは、私たちがお金を預けた銀行が破綻したとき、元本を守ってくれる制度です。金融機関がお金を出して保険を掛け、もしものときに預金保険機構が預金者の預金を保障してくれるのです。
外貨預金は、この預金保険の対象外なのです。つまり、預けている金融機関が倒産したとき、資金が全額戻ってくることは、まずありえません。怖いですね、、、。
一方で、外貨MMFは、金融機関に預けてある私たちの預金が、金融機関の資産とは別に区分され保管されています。このため、もしも金融機関が破綻したとしても、資金は保護されて戻ってくるのです。
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