メリット
経済に興味がでる
外貨預金を始めると、自ずと為替相場に目が行くようになるでしょう。また、各国のニュースなどにも興味を持つようになり、新聞やインターネットで情報収集するようになるかも知れません。
為替相場というものは、実は経済の動きを捉えるためには絶好の種と言えます。為替相場を常日頃から意識していくことによって、世界経済への関心も高まっていくでしょう。
為替差益が得られるかも
外貨預金のメリットとして為替差益があります。為替差益とは、円高のときに外貨を購入し、円安のときに外貨を売却して得られる利益です。
例えば、1ドル90円のときに1000ドル預金して、1ドル100円のときに日本円に戻せば1万円の為替差益が得られます。
[円→ドル]\90×$1000=90,000円
[ドル→円]\100×$1000=100,000円
[為替差益]100,000?90,000=10,000円
為替差益の特徴としては、金利での利益よりも短期間で大きな利益を上げることができるということがあります。ただし、タイミングを誤ると逆に為替差損が出てマイナスとなってしまう場合もあるので注意です。
高金利で利息がつく
外貨預金のメリットとして高金利であるというのは大きなポイントです。現在の日本は超低金利と言われるように、どの銀行も非常に低い金利となっています。
普通預金では年 0.010 %程度かそれ以下。
定期預金でも年 0.150 %程度かそれ以下です。
例えば100万円を1年間銀行に預けた場合の利息は次のようになります。
[普通預金]\1,000,000×0.010 %=\100
[定期預金] \1,000,000×0.150 %=\1500
国内での預金では利息による利益はほとんど期待できません。
しかしこれが外貨預金の場合だと金利が一変します。外貨預金として代表的なドルやユーロなどでは最低でも日本の10倍の金利がつき、高い場合は100倍もの高金利がつく場合もあるのです。
また、オーストラリアドル、ニュージーランドドルでは最低でも50倍の金利がつき、高い場合は300倍もの高金利がつく場合もあるのです。
長期に渡って運用することにより、金利だけでも大きな利益を生むことが可能となります。高金利のメリットは外貨預金の大きなポイントです。
分散投資
外貨預金のメリットとして、分散投資によるリスク回避をあげることができます。
最も分かりやすい例としてはインフレ対策です。インフレとは、物価が高騰して通貨の価値が暴落する現象です。インフレは第一次世界大戦や第二次世界大戦の戦時中や戦後に各国でしばしば見られました。インフレによる経済への打撃は計り知れません。
インフレの具体例としては、100円だったパンが値上がりし、(同時に通貨が価値を下げるために)1,000円になってしまいます。このことが意味するのは、それまで日本円で預金していた資産の価値も暴落しているということです。
100円で買えたものが1,000円出さないと買えないということは、100万円で買えたものも1,000万円出さないと買えないということです。それは言い換えると、1,000万円の資産も100万円相当の価値しか持たないことになります。
[パン]100円→1,000円
[資産]100万円相当←1000万円
アメリカで911テロが発生した時には一時的なインフレが発生しました。近年の日本においても物価は徐々に上昇傾向にあります。これから将来、強烈なインフレが日本を襲わないという保証はありません。
もしもそのようなインフレ時に、資産の一部を外貨預金で保有していれば、少なくとも外国通貨の預金分だけは自分の財産が守られることになります。外貨預金による資産の分散投資を行うことで、将来の安心を確保することができるでしょう。
