金融用語集
レバレッジ
レバレッジとは、英語の lever からきている言葉で、訳すと「テコの原理」という意味になります。投資においては、少ない資金で大きい金額を動かすことをいいます。
例えば、自分が 10 万円を投資したとします。その 10 万円にレバレッジを 10 倍かけると、実際には持っていないにも関わらず、100 万円までの取引をすることができます。日本国内では、一般的に 25 倍までのレバレッジをかけることができます。ただし、法人や海外の証券会社に口座を作って取引する場合には 400 倍までかけることができます。
レバレッジをかけることによって、少ない資金で大きな利益を期待できます。しかし、相場が自分の予想どおりに動かなかった場合は、大きな損をすることもあります。
スワップ
スワップというのは、簡単にいえば、外貨を買ったときにつく金利のことです。日本円に比べると、南アフリカランドなどの通貨は高金利です。各国の金利情勢はよく変わります。その変化に応じてスワップ金利も変わっていきます。レバレッジをかけられるので、手持ちの資金が少なくても、大きな額の金利を期待することができます。
証拠金
証拠金は、FXで外貨を取引するときに、あらかじめ預けておく担保のことです。証拠金の額は、証券会社によって違うので、それぞれ確認する必要があります。証拠金には、最低証拠金、必要証拠金、維持証拠金の 3 種類があります。
最低証拠金は、取引口座を開設するときに、預け入れしなければいけない最低限の額のお金です。必要証拠金は、取引するにあたって必要なお金です。必要証拠金が少なければ少ないほどレバレッジ比は高くなります。維持証拠金は、取引のなかで損失が大きくなり、下回ると自動ストップされる最低限度額のことです。
基軸通貨
基軸通貨は、流通量が多く通貨価値が安定している、金融取引の中心になる通貨のことです。基軸通貨によって決済も行なわれています。現在では、米ドルが基軸通貨としての役割を持っています。
デフォルト
デフォルトとは、国や銀行が倒産することです。破綻したために、利払いが遅れたり、元本の一部または全部が返ってこなくなるため、非常に深刻な事態になります。
利上げ
利上げとは、景気が良くなったときに、中央銀行がインフレの心配をなくすために、金利水準を上げることです。利上げにより、個人の消費意欲が下がり、インフレにブレーキがかかります。
しかし、金利が上がり過ぎると、今度は景気が急速に冷え込む恐れがあります。そのため、利上げは慎重に行われます。逆に金利水準を下げて、個人の消費意欲を高めることを「利下げ」といいます。
資源国通貨
資源国通貨とは、エネルギー資源や鉱物資源をメインに輸出品している国の通貨のことです。資源国通貨を持つ国としては、中東の産油国、天然ガスが豊富なカナダ、鉱物資源が採れるオーストラリア、貴金属やレアメタルが豊富な南アフリカなどがあげられます。
資源国通貨は、原油や金の価格など商品市場に大きく影響を受けます。エネルギー資源や鉱物資源は限りあるものなので、価値は上昇している傾向にあります。
新興国
新興国とは、短い期間で大きく国民経済が成長した国のことです。近年では中国、インド、ブラジル、ロシアなどが新興国といわれています。
新興国に共通していることは、広大な国土、豊かな天然資源、膨大な労働力などが挙げられます。新興国に対して日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアなどは先進国と呼ばれていますが、どの国も昔は新興国と呼ばれていました。
開発途上国/発展途上国
開発途上国(発展途上国)とは、経済の発展が遅れている国のことです。アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々に多いです。
開発途上国とひと口にいっても、大きな差があります。先進国の製造業が開発途上国にきたことで、資産が増えたり、教育の向上が進んでいる国があります。その一方、戦争がや災害によって人口が減り、労働者が減っているなど、将来の展望に不安が多い国もあります。
