ニュージーランドドル
農業国であるニュージーランドでは、ニュージーランドドルが使われています。
国全体で、約 5,000万頭もの羊を飼っており、道を歩けば羊に当たるといえるほど。農業国であるため、輸出額の半分は酪農製品、肉類、食品、木材などになります。
一方で、自国の工業製品がないため、機械類、電子製品、車といった工業製品は輸入に頼り切っており、日本と正反対の貿易傾向を持っています。
もともとニュージーランドドルは流通量が少なく、自国産業も弱いため強くなる通貨ではないのですが、金利が高かったため人気が高まり価値が高まりました。
しかし、昨今の世界経済のあおりを受け、徐々に金利は低下したため、高金利通貨としての魅力を失いつつあります。
下のグラフは、過去1年間の ポンド / 円 の値動きです。
期間:2010/6/30 - 2011/6/30 最高値 67.07 円 最低値 57.24 円

■ニュージーランドのデータ
面積 27万534平方キロメートル、人口 約437万人(2010年7月末、NZ統計局推計)
首都はウェリントンにあり、言語は主として英語、マオリ語が使われています。
首相は、「ジョン・キー」
2008年11月に首相に就任しました。
オーストラリアとの親しい関係を保ち、日本を含むアジア諸国との関係強化を目指しています。南太平洋地域の安定のために積極的に活動しており、国連の平和維持活動、軍縮不拡散、人道援助にも力を尽くしました。国際貿易の更なる自由化や、アジア諸国との経済連携を重視しています。
■経済状況について
主要産業は、畜産を中心とする農業。最近ではバイオテクノロジーや映画製作等にも力を入れています。GDPは1,848億NZドル(2008年4月~2009年3月末、NZ統計局)
貿易額は、輸出 397億NZドル、輸入 400億NZドル(2009年、NZ統計局)の貿易赤字国です。主要貿易相手国には、オーストラリア、中国、アメリカ、日本があります。
失業率は6.0%(2010年1月~3月期、NZ統計局)。
2008年に入ってから減速気味であったニュージーランドの経済は、金融危機の影響もあり、GDPがマイナス成長を記録していました。しかし、金融機関や製造業の規模が小さく、経済全体に及ぼす影響が少なかったことに加えて、政府の緊急経済対策によって、ニュージーランドはそれほど深刻な打撃を受けることはありませんでした。 2009年の4月から6月の間に、GDPはプラス成長になりました。
■二国間関係
捕鯨や放射性物質輸送などの問題で意見が食い違うことがあるが、全体的には良好な関係を保っています。
2009年10月にはキー首相が訪日し、鳩山総理との間で首脳会談を行い、両国の貿易経済関係の進展、人的交流の強化、安全保障・防衛のより一層の協力へ向けて協力していくことで一致しました。
