カナダドル
カナダの通貨はカナダドル。
アメリカの北部に陸続きで位置するだけあって、アメリカの経済と密接に関係しています。具体的には、対アメリカの貿易額は、輸出 約 75%、輸入 約 50% と大きな割合を占めています。
アメリカとの貿易の割合が大きいため、良くも悪くもアメリカの経済の影響を強く受けて、為替が変動します。
カナダの強みとしては、地下資源の原油とウランの豊富さが挙げられます。原油は、中東に次いで世界2位の産出量。投資マネーが原油市場に流れ込み、原油価格が高騰している現在においては、カナダドルの価値は高水準で推移しています。
下のグラフは、過去1年間の カナダドル / 円 の値動きです。
期間:2010/6/30 - 2011/6/30 最高値 88.98 円 最低値 78.82 円

■カナダのデータ
面積 998.5万平方キロメートル、約3,423万人(2011年加統計庁推計)
首都はオタワにあり、言語は主として英語、仏語が使われています。
首相は「スティーブン・ジョセフ・ハーパー」
2006年2月に首相に就任しました。
ハーパー首相は、前政権で37名いた閣僚を32名に減らすなど「小さな内閣・小さな政府」作りを行い、前政権との違いを出しました。また、ハーパー首相は、州政府との対話、協力の関係拡大を重視しており、特に、ケベック州との関係を深める姿勢を打ち出しています。
■経済状況について
主要産業は金融・保険・不動産等のサービス業、製造業、建設業、鉱業。
GDPは1兆5,277億加ドル(2009年)です。
主要貿易相手国には、アメリカ、英国、中国、日本、メキシコがあります。
失業率は8.1%(2009年)。
GDPの28.6% が輸出により成り立っており、貿易依存度が高くなっています。2008年に起きた金融危機の影響を受けて、個人消費が減ってしまったことにより、一時期GDPの成長率は0.4%となりました。さらに、2009年には-2.6%にまで下がってしまいましたが、2010年には成長率は回復し、3.1%となりました。
■二国間関係
日本とカナダの関係は良好で、両国の協力分野は多岐にわたります。平和と安全保障分野での協力、経済協力の他に、漁業、財務・金融、電気通信、観光などの交流などが活発に行われています。
経済分野においても仲の良さを見せており、カナダにとって日本は世界第4位の貿易相手国です。2005年1月に開かれた首脳会談では、日本とカナダの経済関係を最大限まで引き上げることを目指して議論を開始することで合意しました。
